パステルアートの基本的なテクニック、「円ストローク」や「横ストローク」を使って太陽や海を描くことができました。
テクニックに関する記事はこちらを参考にしてください。
テクニックで簡単に絵を描くことができますが、他にも簡単にパステルアートを描く方法があります。
それは、型紙(テンプレート)を使うこと!
型紙を自分で作れば、パステルアートで描ける絵の幅がどんどん広がっていきますよ。
今回は、型紙を使ったパステルアートの描き方をご紹介します。
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目次
型紙を用意して、「丘の上のハートの木」の絵を描こう!
丘の上にちょこんとあるハートの木が可愛い風景。
丘と雲とハートは型紙を使って描きました。
まずは、それぞれ必要な型紙から用意していきましょう。
丘の型紙を用意しよう
丘の形になるよう、画用紙に鉛筆で半円を描きます。
下書きにそって、手でビリビリとちぎっていくと、縁がギザギザになり、輪郭がラフになって、自然な仕上がりになりますよ。
雲の型紙を用意しよう
雲の型紙は、画用紙を二つ折りにして、だ円形に手でちぎります。
でこぼこさせると、より雲っぽくなりますよ。
ちなみに、左側の穴は失敗した雲です(笑)
小さすぎて雲の形に見えなかったので、リベンジしたらうまくいきました。
失敗しても、何度でもやり直せばいいので、自分の納得がいく形を作りましょう!
ハートの型紙を用意しよう
ハートの型紙は、自分でハートの形を描いて切り抜いてもいいんですが、もっと簡単にするなら、100均でも手に入る穴開けパンチを使ってみましょう。
私は家にハート型の穴開けパンチを持っていたので、それを使いました。
カチッと押せば、簡単にくり抜くことができるので、便利ですよ~。
順番に色を塗っていく
最初に、丘の型紙をキャンバスに固定し、黄緑色と深緑色のパステルを使って、丘に色を塗りました。
左から右に向かって、色が濃くなるように塗っていくのがポイント。
丘の型紙を外し、空になる上の部分をホリゾンブルーと青色で塗っていきます。
地平線の近くは白く残しておきましょう。
次に、雲の型紙を使って、雲を描きます。
好きな位置に型紙を置いて、練り消しで、穴の中の色を消していきます。
練り消しで色を消したら、こんな風に雲が白く浮き出てくるんです。
同じ方法で、バランスを見ながら、2~3個描いていきましょう。
もう一度雲の型紙を当て、下3分の1に朱赤色(オレンジ)で薄くシャドウを入れると、雲に立体感を出すことができますよ!
最後に、ハートの型紙を使います。
丘の中心に、ハートの型紙を置き、その中をカーマイン(ピンク)で塗っていきます。
型紙を外すと、ハートの輪郭の部分にパステルの粉が残っていることがあります。
手でこすったりすると、せっかくのハートが台無しになってしまうので、綺麗なコットンでポンポンと叩いてみてください。
すると、余計な粉がとれて、ハートの輪郭をぼかせます。
ハートの周りがほのかにピンク色になって、可愛いさもアップ!
ハートの木の幹の部分を色鉛筆かパステルの茶色で描いたら、完成です♡
その他、型紙を使えばこんな絵が描ける!
お家と木の惑星
円ストロークで、中心に円を描き、その周りに家と木を並べてみました。
家と木の型紙は自分で下書きをした後、はさみで切り取って使いました。
同じ形をいくつも描くことができるのも型紙の良さですね。
溢れてくるハート
たくさんのハートが溢れてくる絵を描きました。
カラフルなハートがいっぱいで可愛いー♡
自己満足な作品です(笑)
型紙は100均で買った穴開けパンチで作った、大きさの違うハートです。
背景をカーマインと朱赤とマゼンタで塗ったあと、濃い桃色や蛍光ローズ、マゼンダ、黄色、朱赤といった色を使って、ハートを塗っていきました。
小さいハート型は、綿棒があると塗りやすいですよ。
自分で描くのが苦手って人は、インターネットで探せばテンプレートが手に入ると思います。
100均に売ってある穴開けパンチも型紙として利用できてオススメですよ~。
型紙があると表現できる幅が広がって、絵のレベルがぐぐぐっと上がっていくこと間違いなし!!