春をテーマにしたパステルアートその2!桜と菜の花のふんわり感が可愛い「桜の並木」の描き方!

パステルアートってどんな絵を描いたらいいんだろう?

そんな方の参考になるように、季節や行事などのテーマに沿った作品の描き方を紹介していきます!

今回は「桜の並木」の描き方についてです。

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ふんわりした桜と菜の花が咲き誇る「桜の並木」の描き方!

丘の上に咲き誇る桜、そして丘全体に咲いている菜の花…ピンクと黄色の組み合わせが美しい風景ですよね。

そんな春だなぁと感じる風景をイメージしながら描いた作品がこちらです。

ふんわりした桜が並び、可愛いタンポポが咲いている風景が描けました!

それでは、描き方について説明していきますね。

画用紙の準備をする

画用紙のサイズはお好きなものを用意してください。

今回は、2L判サイズ(127×178㎜)に描いていきます。

画用紙に2L判サイズの枠を鉛筆で書いたら、その内側にセロハンテープを貼りましょう。

空の色を塗る

画用紙の上の部分が空になります。

上の部分にだけ、パステルを削って粉をまぶしてください。

パステルは「みずいろ」を使いました。

削ったパステルの粉をコットンで伸ばしていきます。

左側の空を若干、広く塗るようにするとバランスが良くなると思います。

丘の色を塗る

桜が咲いている丘の色を塗ります。

下側が丘になるので、その部分にパステルを削って粉をまぶしてください。

パステルは「きみどり」と「あおみどり」を使いました。

コットンで2つの色を混ぜながら、画用紙に伸ばしていきます。

今度は右側の丘を広めに塗ってください。

丘のラインは真っ直ぐにするより、でこぼこにするとより自然な感じに仕上がると思います。

桜の下地の色を塗る

空と丘の間に、桜の下地の色を塗っていきます。

パステルを削って、粉をまぶしましょう。

パステルは「蛍光ローズ」を使いました。

指を使って、くるくるとパステルの粉を馴染ませていきます。

指が汚れてしまうことが気になる方は、コットンでも大丈夫です。

桜にグラデーションをつける

お好みのピンク系のパステルをいくつか用意してください。

濃いピンクから淡いピンクになるように選ぶのがポイント!

右側の桜を濃いピンクにして、左側に向かって淡いピンクに変えていくことで、遠近感を出していきます。

今回は、右側から「あか」「べにいろ」「蛍光ピンク」を使いました。

桜の部分にパステルを削って、粉をまぶします。

桜の下地の色を塗ったときと同じようにして、指でくるくると色を馴染ませていきます。

桜のもこもことした輪郭を意識しながら塗っていきましょう!

半円を連続で描くようなイメージで指を動かして塗ると、桜のふんわり感が出せます!

桜の幹を描く

桜の幹を綿棒を使って描きます。

パステルは「あかちゃいろ」を使いました。

パステルを別の紙に削っておき、綿棒につけて、桜の下から丘に向かって、線を引くような感じで色をつけていきます。

パステルの粉がつきすぎてしまったときは、コットンでポンポンと軽く叩くようにすると余計な粉がとれました。

菜の花を描く

桜の幹を描くときと同じように、綿棒を使って菜の花を描いていきます。

パステルは「きいろ」を使いました。

パステルを別の紙に削っておき、綿棒につけて、桜の幹の下や丘の至るところに描いていきましょう。

綿棒で小さな丸を描くようにすると、菜の花が可愛らしくできますよ。

空にグラデーションをつける

空の上部がグラデーションとなるように、「みずいろ」とは違うパステルで色を塗ります。

今回は「ディープブルー」を使いました。

セロハンテープの境目のあたりに、ほんの少しだけパステルの粉をまぶして塗っていきましょう。

パステルの粉の調整が難しかったり、塗る範囲を失敗したりしそうなときは、別の紙にパステルを削って、コットンに粉をつけてから塗るようにすると上手くいくと思います。

仕上げをする

画用紙に貼ってあるセロハンテープをはがします。

画用紙に書いてある鉛筆の線に沿って不要な部分を切っていきます。

セロハンテープを貼っていた部分に、自分のサインを書いたら完成です!

仕上げの画像については、「春をテーマにしたパステルアートその1」に載せていますので、参考にされてください。

春をテーマにしたパステルアートその1!ピンク色の重なりが可愛い「満開の桜」の描き方!

2019年3月18日

まとめ:連続した半円を描くように塗ると、ふんわり感が出せた!

Haru
ふんわりとした桜にするには、もこもことした輪郭にすることが大事!

桜の色を変えたり、空や丘の広さを調整したりすることで、遠近感のある絵が描けるよ!